親の財産額はどのくらい?その内訳は?
三菱UFJフィナンシャルグループが2021年に行った「退職前後世代が経験した資産承継に関する実態調査」では、親(亡くなられた方)の財産平均額は7159万円(中央値5000万円)で全国上位5位となっています。(中央値とは、サンプルを下から順番に数えていったときに丁度真ん中となる値を言います。財産額が大きい人がいるため平均額は高くなります)。
中部地方(新潟県、富山県、石川県、福井県、山梨県、長野県、岐阜県、静岡県、静岡県、愛知県、三重県)の財産平均額は5550万円、全国の財産平均額は6140万円となっています。親から自分が相続した財産額については、愛知県の平均額が3575万円(中央値2500万円)、中部地方の平均額が2878万円、全国の平均額が1600万円となっています。愛知県においては不動産の評価額が高い傾向にあり、親の財産額の約47%を不動産が占めています。